Taylor Swift – loml 音源
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Taylor Swift – loml 歌詞和訳
[Aメロ1]
Who’s gonna stop us from waltzing back into rekindled flames
誰が私たちを止められる?燃え上がった炎へ再びワルツを踊りに行くのを
(Waltz (ワルツ) 恋人との関係を踊りに例えており、特に穏やかで優雅なワルツという言葉遣いが印象的です。関係の再燃を願う想いが込められています。)
If we know the steps anyway?
ステップは覚えているのだから
We embroidered the memories of the time I was away
私が離れていた時の思い出を忘れないように
(※Embroidered the memories (思い出を刺繍した) 思い出を刺繍で表すのは、言葉で表せない繊細な感情を匂わせる詩的な表現です。)
Stitching, “We were just kids, babe”
私たちは刺繍した「ただの子供だったんだよ」と
I said, “I don’t mind, it takes time”
「構わないわ、時間がかかるだけ」と私は言った
I thought I was better safe than starry-eyed
夢見がちよりも安全を期すのが良いと思っていた
(Starry-eyed (夢見がち) 理想化し過ぎず、現実的であろうとしていた自分の姿勢が窺えます。)
I’ve felt a glow like this never before and never since
こんなにも輝いて見えたのは、それ以前にもそれ以後にもない
[サビ]
If you know it in one glimpse, it’s legendary
ひと目で伝説と分かったらそれが伝説
You and I go from one kiss to getting married
キスから婚姻に至るのが私たち
Still alive, killing time at the cemetery
生きながらえて墓地で時間を潰す
Never quite buried
けれど完全に埋まることはない
And you suit and tie in the nick of time
スーツ姿で間一髪でやってくる
You low-down boy, you stand-up guy
卑劣な男根性があり、しっかりした男
You holy ghost, you told me I’m the love of your life
聖霊のような存在で、私は あなたの人生の大切な人だと
You said I’m the love of your life
私は あなたの人生の大切な人だと
About a million times
何百万回も言われた
[Aメロ2]
Who’s gonna tell me the truth when you blew in with the winds of fate
運命の風とともに吹き込んできた時、誰が本当のことを教えてくれるだろう
And told me I reformed you?
私があなたを改心させたと?
When your impressionist paintings of heaven turned out to be fakes
あなたが描いた天国の印象画が実は偽物だと分かった時
Well, you took me to hell too
私を地獄に連れて行ったあなた
And all at once, the ink bleeds
そして突然、インクが滲む
A con man sells a fool a get-love-quick scheme
詐欺師が馬鹿者に簡単に愛を手に入れる術を売る
I’ve felt a hole like this never before and ever since
この虚しさは今までにも、これからにも感じたことがない
[サビ]
If you know it in one glimpse, it’s legendary
ひと目で伝説と分かったらそれが伝説
You and I go from one kiss to getting married
キスから婚姻に至るのが私たち
Still alive, killing time at the cemetery
生きながらえて墓地で時間を潰す
Never quite buried
けれど完全に埋まることはない
You cinephile in black and white
白黒映画の名脇役
(Cinephile (映画通) 相手を白黒映画の脇役のように表現し、物語の展開に例えています。)
All those plot twists and dynamite
あれだけのプロットのひねりと炸裂
Mr. “Steal your girl, then make her cry”
「彼女を奪って泣かせる男」
You said I’m the love of your life
私は あなたの人生の大切な人だと
[ブリッジ]
You shit-talked me under the table
あなたは卓子の下で私の悪口を言った
Talkin’ rings and talkin’ cradles
指輪と赤ちゃんの話をした
I wish I could unrecall
忘れることができたらいいのに
How we almost had it all
もう少しで全てを手に入れるところだったのに
Dancing phantoms on the terrace
テラスで踊る幻影たち
Are they second-hand embarrassed
彼らは傍観者の視線を気にしているのか
That I can’t get out of bed
ベッドから出られないのは
‘Cause something counterfeit’s dead?
偽物が死んだからかな?
(counterfeit – 「偽物の」。本物でないこと。ここでは本物と信じていたものが偽物だったという意味の比喩として使われています。)
It was legendary
それは伝説だった
It was momentary
それは一時的なものだった
It was unnecessary
それは不必要なものだった
Should I let it stay buried?
埋まったままにしておこうか?
[サビ]
Oh, what a valiant roar
なんて勇ましい雄叫び
What a bland goodbye
なんてありふれた別れ
The coward claimed he was a lion
臆病者が自分はライオンだと言い張った
I’m combing through the braids of lies
嘘の束を私はほぐしている
I’ll never leave, never mind
絶対に離れない、気にしないで
Our field of dreams engulfed in fire
夢の野原が炎に包まれた
Your arsons match your somber eyes
あなたの放火は憂鬱な瞳と共にある
(Arsons (放火) やり場のない怒りや憎しみをねつ造的に放火に例えています。)
And I’ll still see it until I die
死ぬまでそれを見続けるだろう
You’re the loss of my life
あなたは私の人生の損失だ
Taylor Swift – loml 意味考察・解説
アメリカ、ペンシルバニア州出身、カントリーポップシンガーのTaylor Swift(テイラー・スウィフト)の新曲、loml (ラブ・オブ・マイ・ライフ)(Love of my lifeの略)の歌詞和訳&意味考察・解説。
New アルバム、『The Tortured Poets Department』収録曲。
他の収録曲の歌詞和訳はこちら「Taylor Swift 11th アルバム『The Tortured Poets Department』 全曲/歌詞和訳」
Taylor Swift(テイラー・スウィフト)の新曲、loml (ラブ・オブ・マイ・ライフ)の歌詞は、過去の恋愛関係を振り返り、再燃した情熱、失われた愛、そしてその後の感情的な葛藤を描いています。歌詞全体を通じて、一見ロマンチックな再会が実は複雑な感情の再浮上を引き起こし、最終的には疑念と失望につながる様子が表現されています。
- 再燃した関係の甘美さとその脆弱性: 最初のバースでは、かつての恋人たちが再び出会い、忘れかけていた感情を思い出す場面が描かれています。彼らは過去の思い出を「刺繍する」ことで、一時的に美しいがもろい関係を再構築します。
- 伝説的な瞬間と現実の衝突: コーラス部分では、「一目でわかる伝説的な瞬間」という表現を使い、運命的な出会いや一瞬の情熱がどれほど強烈であるかを示していますが、それが現実の世界で維持するのが難しいことも暗示しています。
- 偽物の発見と心の穴: 第二バースで、相手の見せかけの行動が明らかになり、一度は天国のように見えた関係が地獄のような現実へと変わる過程が描かれます。相手が偽物であることを知り、その結果として生じる心の空洞を感じる瞬間が語られます。
- 回顧と終わりの受容: ブリッジでは、過去を振り返りながらも、それを忘れ去りたいという願望が表現されています。この部分で、かつては素晴らしいと思われたものが、実は必要なかったり、忘れ去るべきだったりすることを示唆しています。
- 最後の瞬間の痛みと受容: 最後のコーラスでは、相手を失うことの痛みと、その人がもたらした影響を一生背負っていくことを受け入れる心情が描かれています。
この歌詞は、愛と失望、現実と理想、そして自己認識の変化についての深い洞察を提供しています。それぞれの段落で感情の高まりと挫折が繊細に綴られており、リスナーに共感を誘います。全体として、この歌詞は愛情の複雑さと人間関係のもろさを美しく、しかし痛烈に表現していると言えるでしょう。
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