米津玄師 – さよーならまたいつか！ 歌詞（意味考察）ふりがな

米津玄師 – さよーならまたいつか！ MV

米津玄師 – さよーならまたいつか！ 歌詞

[Aメロ1]
どこから春が巡めぐり来るのか 知らず知らず大人になった

見上げた先には燕つばめが飛んでいた 気のない顔で

もしもわたしに翼があれば 願う度に悲しみに暮れた

さよなら100年先でまた会いましょう 心配しないで

[プレコーラス]
いつの間にか 花が落ちた 誰かがわたしに嘘うそをついた

土砂降どしゃぶりでも構かまわず飛んでいく その力が欲ほしかった

[サビ]
誰かと恋こいに落ちて また砕くだけて やがて離はなれ離ばなれ

口の中はたと血が滲にじんで 空に唾つばを吐はく

瞬またたけ羽を広げ 気儘きままに飛べ どこまでもゆけ

100年先も憶おぼえてるかな

知らねえけれど さよーならまたいつか！

[プレコーラス]
したり顔で 触さわらないで 背中を殴なぐりつける的外まとはずれ

人が宣う地獄じごくの先にこそ わたしは春を見る

[サビ]
誰かを愛したくて でも痛くて いつしか雨霰あめあられ

繋がれていた縄なわを握りしめて しかと噛かみちぎる

貫つらぬけ狙ねらい定め 蓋けだし虎とらへ どこまでもゆけ

100年先のあなたに会いたい

消え失せるなよ さよーならまたいつか！

[ポストコーラス]
(今恋に落ちて また砕けて 離れ離れ)

口の中はたと血が滲んで 空に唾を吐く

(今羽を広げ 気儘きままに飛べ どこまでもゆけ)

生まれた日からわたしでいたんだ

知らなかっただろ さよーならまたいつか！

米津玄師 – さよーならまたいつか！ 意味考察・解説

米津玄師の新曲、さよーならまたいつか！の歌詞＆意味考察・解説。

米津玄師の新曲、さよーならまたいつか！の歌詞は、成長と変化、失われた無邪気さと再会の希望をテーマにしています。季節の移ろいや時間の流れを象徴する春と、その到来を待ち侘びる心情が描かれています。大人になる過程で無意識のうちに経験する変化、そして失われたものへの憧れが歌詞全体を通じて表現されています。

主に、自然の営みや季節の変化を背景に、人生の中での愛や別離、そして自己発見の旅が歌われています。燕が飛んでいる情景は時間の経過を象徴し、またそれに伴う自然の循環と人生の移り変わりを表しています。翼があれば自由に飛び立てるという願望は、制約からの解放や新しい可能性への渇望を示しています。

悲しみや孤独、痛みを乗り越えてもなお、春を追い求める姿勢は、厳しい現実に直面しながらも希望を見失わない強さと前向きな精神を表現しています。愛や関係の破綻は生きる痛みを示し、それでも未来への希望を託し続ける姿が、強く印象的に描かれています。

結論として、この歌詞は人生の不確かさと変遷、そして再生への希望を詩的に表現しており、聴き手に対して時間と変化の中で自己を見つめ直す機会を与えています。過去と未来、現実と理想、そして自我の探求が深く織り交ぜられている作品です。

米津玄師 – さよーならまたいつか！ クレジット

作詞作曲：米津玄師

米津玄師 – さよーならまたいつか！ サムネ画像