Bite My Head Off – The Rolling Stones 動画・音源
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Bite My Head Off – The Rolling Stones 意味考察&解説
The Rolling Stones(ローリング・ストーンズ)が、最新アルバム『Hackney Diamonds』(ハックニー・ダイヤモンズ)から、Paul McCartney(ポール・マッカートニー)のベースをフィーチャーした「Bite My Head Off」(バイト・マイ・ヘッド・オフ)。
他の収録曲の「Angry」「Sweet Sounds Of Heaven」も和訳しました。良ければ後ほど併せてチェックお願いします。
新作『Hackney Diamonds』(ハックニー・ダイヤモンズ)のプロデューサーである アンドリュー・ ワットの縁で参加することになったPaul McCartney(ポール・マッカートニー)ついて、ミック・ジャガーはインタビューで次のように語っている。
「ポールは本当に楽しそうだったよ。俺は彼にどの曲で演奏するように勧めたらいいのかわからなかった。そうしたらアンドリューが『“Bite My Head Off”で』と言ったんだけど、俺はポールがあの曲は趣味じゃないかと思った。でも、彼はこの曲を選んで素晴らしい演奏をしてくれたよ」
歌詞の内容は、自分の意見や感情を押し付けられ、コントロールされようとする状況に対する反発と自立心を表現しています。歌の主人公は、相手によって自分の頭を「かじられる」(つまり、言葉で攻撃される)感覚を繰り返し訴えています。この比喩は、相手の言動によって自分が不当に扱われているという感覚を強調しています。
特に、「もし僕が犬だったら、君は僕を蹴落とすだろう」という部分は、相手による支配的な態度や冷酷な扱いを暗示しています。しかし、同時に「僕は繋がれてない、鎖にも繋がれてない」と主張することで、自分は自由であり、相手のコントロール下にはないという自立心を表しています。
「人生は暴動になることもある」というフレーズは、人生の予測不可能さや時には混沌とした状況に直面することを示しています。そして、この中で「僕がパイロットになれる」という表現は、どんな状況でも自分自身の運命をコントロールしようとする意志の表れです。
全体的に、この歌詞は、外部からの圧力やコントロールに対する反抗と、自己主張、自由への渇望を力強く表現しています。主人公は、自分の立場を守り、自由を求めて戦っている姿が描かれています。
Bite My Head Off – The Rolling Stones 歌詞和訳
[イントロ]
One, two
One, two
[Aメロ1]
Why you bite my head off?
Why you bite my head off?
どうして、僕に対して攻撃的になるの?
(bite someone’s head off(人)にかみつくように言う、(人)にくってかかる、(人)を怒鳴りつける)
Why you get so pissed off?
どうしてそんなに怒ってるの?
Why you bite my head off now?
どうして突然、僕に対して攻撃的になるの?
Yeah, c’mon
そうだ、ほら
Why you bite my head off?
どうして、僕に対して攻撃的になるの?
Actin’ such a jerk off
そんなに嫌な奴になって
(Jerk – ばか、無礼な人。不快な振る舞いや性格を指摘しています。)
Why you have to mouth off?
どうしてあんなに大声で不満を言うの?
(Mouth off – 大声で不満を言う。反抗的または攻撃的な言葉をぶつける様子を表します。)
I got the world to worry about
僕には心配するべきもっと大きなことがある
[サビ]
Yeah, if I was a dog
もし僕が犬だったら
Yeah, you would kick me down
君は僕を蹴落とすだろう
I’d be spendin’ the night
一晩中君の家の周りで
Howlin’ ‘round your house
遠吠えして過ごすだろう
But I ain’t on a leash, yeah
でも、僕はリーシュで繋がれてないんだ
Well, I ain’t on a chain
そう、鎖にも繋がれてない
You think I’m your bitch
君は僕を従属させたいと思ってる
I’m f※ckin’ with your brain, yeah
でも、実際は僕が君の頭を混乱させてるんだ
[ポストコーラス]
Why’d ya bite my head off? Yeah
どうして、僕に対して攻撃的になるの?
C’mon, c’mon
ほら、こいよ
[Aメロ2]
Well, life can be a riot
まあ、人生は時には大騒ぎすることもあるけど
(Riot – 暴動、大騒ぎ。この文脈では、混沌や制御不能な状況を象徴しています。)
I can be the pilot
Provided that it’s private
それが個人的なものなら、僕がその舵を取るんだ
I got the world to worry about
僕には心配するべきもっと大きなことがある
What? C’mon
何?さあ、来いよ
Now you got me drinkin’
今や君のせいで飲むようになった
Started to stop thinkin’
考えるのをやめた
The whole fuckin’ ship is sinkin’, sinkin’
人生と名の船は沈んでいくばかりだ
(※状況が完全に悪化していることを強調しています。)
I’m lookin’ for a quick way out
早く抜け出す方法を探してる
[サビ]
Yeah, well, I’m hearin’ the bark
遠吠えが聞こえる
And I’m feelin’ the bite, yeah
そして、今になって噛みつかれたところのの痛みを感じてるんだ
I’m seein’ the shark
恐怖を感じてるんだ
I think I gotta hide
隠れなきゃ
But I ain’t on a leash, yeah
でも、僕はリーシュで繋がれてないんだ
Well, I ain’t on a chain
そう、鎖にも繋がれてない
You think I’m your bitch
君は僕を従属させたいと思ってる
I’m f※ckin’ with your brain, yeah
でも、実際は僕が君の頭を混乱させてるんだ
[ポストコーラス]
C’mon, Paul, let’s hear something
さあ、ポール、聞かせてくれ
[Guitar Solo]
[ブリッジ]
C’mon
What?
さあ、来いよ 何?
[アウトロ]
Well, why you bite my head off?
どうして、僕に対して攻撃的になるの?
Just ‘cause you are red hot?
ただ怒ってるから?
(Red hot – 非常に熱い、怒りっぽい。ここでは、相手の怒りや感情的な状態を表しています。)
Actin’ like a despot
独裁者みたいに振る舞って
Why you bite my head off now?
どうして、僕に対して攻撃的になるの?
Yeah, why you bite my head off?
どうして突然、僕に対して攻撃的になるの?
Why you bite my head off?
どうして、僕に対して攻撃的になるの?
Why you rip the bed up?
なぜベッドを引き裂くの?
(※「ベッドを引き裂く」という行為は、物理的な破壊だけでなく、関係性や感情的な安定を破壊することを暗示しています。)
I got the world to worry about
僕には心配するべき世界があるんだ
The Rolling Stonesの違う曲の歌詞和訳
《歌詞和訳》Angry, The Rolling Stones(ローリング・ストーンズ)
《歌詞和訳》Sweet Sounds Of Heaven, The Rolling Stones(ローリング・ストーンズ)
《歌詞和訳》(I Can’t Get No) Satisfaction, The Rolling Stones(ローリング・ストーンズ)
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