The 1975「All I Need To Hear」歌詞和訳&意味考察|名声も音楽もいらない、ただ君の「愛してる」があればいい🧥🎙️

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The 1975 – 「All I Need To Hear」音源


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The 1975 – 「All I Need To Hear」歌詞和訳

[Aメロ1]

I get out my records
僕はレコードを引っ張り出すんだ

When you go away
君がどこかへ行ってしまうたびに

When people are talking
周りの人が何か話していても

I miss what they say
僕の耳には、何ひとつ入ってこないよ

[サビ]

‘Cause it all means nothing, my dear
だって愛しい人よ、そんなもの全部、何の意味もないんだ

If I can’t be holdin’ you near
君をこの腕で抱きしめられないならね

So tell me you love me
だから、「愛してる」と言ってくれ

‘Cause that’s all that I need to hear
僕が聞きたいのは、ただそれだけなんだ

[Aメロ2]

I sit in my kitchen (George, do the hihats now)
キッチンの椅子に座り込んで(ジョージ、ここでハイハットを入れてくれ)
(👉 レコーディングの指示がそのまま入っている演出。飾らない「生」の感情を強調している。)

With nothing to eat
食べるものなんて何もない

With so many friends I
友達ならたくさんいるけれど

I don’t wanna meet
今は誰にも会いたくないんだ

[サビ]

‘Cause I don’t need music in my ears
耳元に流れる音楽なんていらない

I don’t need the crowds and the cheers
群衆も、歓声も、名声もいらないよ

Oh, just tell me you love me
あぁ、ただ僕を愛していると言ってくれればいい

‘Cause that’s all that I need to hear
それさえ聞ければ、他には何もいらないんだ

[ブリッジ]

I’ve been told so many times before
今まで何度も言われてきた言葉だけど

But hearin’ it from you means much more
君の口から聞くそれは、全然意味が違うんだ

So much more
もっと、ずっと重みがあるんだよ

[Aメロ3]

Reply to my message
メッセージを返してくれよ

And pick up my calls
電話に出ておくれよ

You see, I wrote you a letter
手紙だって書いたのに

It was no use at all
何の意味もなかったね

[サビ]

Oh, I don’t care if you’re insincere
あぁ、たとえそれが嘘でも構わない

Just tell me what I wanna hear
僕が聞きたい言葉を言ってくれるなら、それでいい

You know where to find me
僕がどこにいるか、知ってるだろ?

The place where we lived all these years, oh
僕らが何年も暮らした、この場所で待ってるから

And tell me you love me
そして「愛してる」と言って

That’s all that I need to hear
僕が必要としているのは、その言葉だけなんだ

Oh, tell me you love me
あぁ、愛してると言ってくれ

That’s all that I need to hear
ただそれだけが、僕の聞きたい全てなんだよ

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The 1975 – 「All I Need To Hear」意味考察・解説

イギリス、マンチェスター出身オルタナティブロックバンド、The 1975(ザ・ナインティーン・セヴンティファイヴ)の「All I Need To Hear」(オール・アイ・ニード・トゥ・ヒア)。「嘘でもいいから愛してると言って」。名声や友人を拒絶し、たった一つの言葉を乞う、極限までシンプルで切ないソウル・バラードを和訳・解説します🥀

10月14日発売予定のNew アルバム「Being Funny in a Foreign Language」は「The 1975」「Part of the Band」「Happiness」「I’m In Love With You」「Looking for Somebody」「All I Need to Hear」「Oh Caroline」「About You」「Wintering」「Human Too」「When We Are Together」など全11曲の収録されている。

The 1975の5枚目のアルバム『Being Funny In A Foreign Language』に収録されたこの曲は、バンド史上最もシンプルで、最もストレートなラブソングと言えるでしょう。

これまでのマシュー・ヒーリーの歌詞には、社会風刺や自己言及的な皮肉、難解な言葉遊びが多く含まれていましたが、この曲ではそれらが一切排除されています。
「I don’t need music(音楽はいらない)」「I don’t need the crowds(観衆もいらない)」
ロックスターとしての地位や名声をすべて否定し、ただ一人の愛する人からの言葉だけを渇望する姿は、痛々しいほどに純粋です。

特に胸を打つのは、「I don’t care if you’re insincere(不誠実でも構わない=嘘でもいい)」というライン。
愛が本物であるかどうかよりも、その言葉による安心感を求めてしまう弱さと孤独。ジョー・コッカーやオーティス・レディングといった往年のソウル・シンガーを彷彿とさせる、枯れたような歌声とピアノの旋律が、その切実さを際立たせています。

「ジョージ、ハイハットを頼む」というレコーディング中の会話をあえて残しているのも、この曲が「作り込まれた作品」ではなく、「剥き出しの感情の記録」であることを示唆しているようです🎙️🧥


The 1975の違う曲の歌詞和訳

The 1975 – Now Is The Hour 歌詞和訳(意味考察)

《歌詞和訳》All I Need To Hear, The 1975

《歌詞和訳》Part Of The Band, The 1975(パート・オブ・ザ・バンド)

《歌詞和訳》Happiness, The 1975(ハピネス)

《歌詞和訳》I’m In Love With You, The 1975

《歌詞和訳》About You, The 1975(アバウト・ユー)

《歌詞和訳》Oh Caroline, The 1975

《歌詞和訳》Wintering, The 1975

《歌詞和訳》Human Too, The 1975(ヒューマン・トゥー)

《歌詞和訳》When We Are Together, The 1975

《歌詞和訳》The 1975, The 1975

【英詩和訳】Girls, The 1975

【英詩和訳】Chocolate, The 1975(チョコレート)

【英詩和訳】The Sound, The 1975

【英詩和訳】Heart Out, The 1975(ハートアウト)

【英詩和訳】BY YOUR SIDE, The 1975(バイユアサイド)

【英詩和訳】Frail State Of Mind, The 1975

【英詩和訳】Sincerity Is Scary, The 1975

【英詩和訳】Give Yourself A Try, The 1975

【英詩和訳】Love It If We Made It, The 1975

【英詩和訳】TOOTIMETOOTIMETOOTIME, The 1975

【英詩和訳】Frail State Of Mind, The 1975

【英詩和訳】It’s Not Living, The 1975

《歌詞和訳》The 1975, The 1975

The 1975 – 「All I Need To Hear」サムネ画像

1975 Image

コメント

  1. 冨永@twitterより より:

    いつもありがとうございます!
    サイコロさんのブログでThe 1975出会ったんですが、今年1の発見で最近ヘビロテしてます!
    これからも記事楽しみにしてます!

  2. 歌 bank hattori_saikoro より:

    冨永さん>チェックありがとうございます!
    嬉しいコメントありがとうございます✨励みになります!

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