米津玄師 × 宇多田ヒカル「JANE DOE」音源
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米津玄師 × 宇多田ヒカル「JANE DOE」歌詞
[イントロ: 宇多田ヒカル]
まるでこの世界で二人だけみたいだね
なんて少しだけ夢をみてしまっただけ
[Aメロ1: 宇多田ヒカル]
つま先に月明かり 花束の香り 指に触れる指
さよなら もう行かなきゃ 何もかも忘れて
[サビ: 宇多田ヒカル]
硝子の上を裸足のまま歩く
痛むごとに血が流れて落ちていく
お願い その赤い足跡を辿って 会いにきて
[Aメロ2: 米津玄師 & 宇多田ヒカル]
錆びたプールに放たれていく金魚
靴箱の中隠した林檎
萎びた君の肌に残る傷跡
犬のように泳いだ迷子
どこにいるの 何をしているの
(ここにいるよ ずっと見てるよ)
この世を間違いで満たそう
側にいてよ 遊びに行こうよ
どこにいるの
[サビ: 宇多田ヒカル]
硝子の上を裸足のまま歩く
痛むごとに血が流れて落ちていく
お願い その赤い足跡を辿って 会いにきて
[アウトロ: 米津玄師 & 宇多田ヒカル]
まるでこの世界で二人だけみたいだね
なんて少しだけ夢をみてしまっただけ
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米津玄師 × 宇多田ヒカル「JANE DOE」意味考察・解説
米津玄師（よねづ けんし）＆宇多田ヒカルのコラボ曲「JANE DOE」（ジェーン・ドウ）は、名前すら奪われた孤独な魂たちへの鎮魂歌。硝子の上を裸足で歩くような痛みと願いを、詩的な歌詞と共に丁寧に和訳・解説します。
米津玄師と宇多田ヒカルの共作「JANE DOE」は、名前すら持たない“誰か”に向けた、静かな祈りの歌です。
“Jane Doe”とは、身元不明の女性を指す名前。つまりここで描かれているのは、社会や記憶から取りこぼされた存在たち。
歌詞には、「ガラスの上を裸足で歩く」「迷子」「傷跡」といった、痛みと孤独を象徴する描写が繰り返し現れます。けれどその中で、主人公たちはただ傷ついているだけではありません。誰かに見つけてほしい、届いてほしいという“希望”の糸がずっと張られているのです。
宇多田ヒカルの柔らかくも芯のある声と、米津玄師のどこか影を帯びた言葉の使い方が交差することで、物語に深みとリアリティが加わっています。
この曲は、名前を奪われた者たちへのレクイエムであり、名もなき痛みを抱えた私たち自身への慰めの歌でもあります。
忘れられても、見失っても、足跡は残る。
その足跡を誰かが辿って、再び会いにきてくれることを願ってーー。
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米津玄師 × 宇多田ヒカル「JANE DOE」サムネ画像
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