Taylor Swift「Wood」歌詞和訳&意味考察|“迷信”を捨てて、愛に身を委ねる勇気🌲💫【New Album『The Life of a Showgirl 』収録曲】

The Fate of Ophelia · Taylor Swift 1, 北米出身アーティスト
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Taylor Swift – Wood MV


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Taylor Swift – Wood 歌詞和訳

[Aメロ1]

Daisy’s bare naked, I was distraught
デイジーがすっかりむき出しで、私は打ちのめされてた
👉 「デイジー(ヒナギク)」は恋占いに使われる花。その花びらが全部むしられている=恋の希望がすでに失われた状態を表す。

He loves me not, he loves me not
「彼は私を愛してない」って、花占いみたいに繰り返してた

Penny’s unlucky, I took him back
あのコインは不吉だった、それでも私は彼を許した
👉 表が出れば幸運、裏なら不運とされるコイン占い。裏側だったのに、彼を受け入れてしまった=悪い選択だったことを暗示。

And then stepped on a crack
そのままひび割れた道を踏んでしまった
👉 子ども時代の迷信「ひびを踏むとお母さんの背中が折れる(悪いことが起きる)」の引用。

And the black cat laughed
黒猫が笑ってたの、まるで運命を知ってるかのように
👉 黒猫も不吉の象徴。ここでは“自分の選んだ恋”がどれだけ不運続きか、皮肉として描かれている。


[プレコーラス]

And baby, I’ll admit I’ve been a little superstitious (Superstitious)
正直に言うね、ちょっと迷信深かったの

Fingers crossed until you put your hand on mine (Ah)
あなたが手を握るまで、ずっと指を交差させて願掛けしてたの
👉 指を交差させるのも「願いが叶う」おまじない。その“願い”が叶った瞬間を描いている。

Seems to be that you and me, we make our own luck
でも今ならわかる、運命は自分たちで作るものなんだって
👉 テイラーが“13”という不吉な数字を“自分のラッキーナンバー”にしたように、不運も自分の力で幸運に変えられるという強さ。

A bad sign is all good
“不吉”なんて、もう怖くない

I ain’t gotta knock on wood
もう、木なんて叩かなくていいの(願掛けは終わり)


[サビ]

(Ah) All of that bitchin’, wishing on a falling star
文句ばっか言ってた、流れ星に願ったりしてさ

Never did me any good
でもそんなの、何の意味もなかった

I ain’t got to knock on wood
もう運命に頼るのはやめたの

(Ah) It’s you and me forever dancing in the dark (Ah)
暗闇の中でも、あなたと一緒なら永遠に踊っていられる
👉 「Dancing in the Dark」はブルース・スプリングスティーンの曲名でもあり、テイラーが影響を受けた1曲。ここでは“見えない未来でも、信じ合える関係”を暗示。

All over me, it’s understood
私のすべてが、もうわかってる

I ain’t got to knock on wood
願いごとは、もういらない

(👉「knock on wood(木を叩く)」は迷信的なゲン担ぎ。このフレーズを否定することで、“運命を自分の手で選ぶ強さ”を描いている。)


[ポストコーラス]

Forgive me, it sounds cocky
傲慢に聞こえるなら、ごめんね

He ah-matized me and opened my eyes
彼に魅了されて、目が覚めたの

Redwood tree, it ain’t hard to see
レッドウッドのような大きな存在——すぐにわかった

His love was the key that opened my thighs
彼の愛こそが、私を開かせた鍵だったの

(👉「Redwood」はカリフォルニアの巨大な木。彼の存在感と包容力を象徴している。“opened my thighs”は肉体的な関係を指しつつ、それ以上に「心を開いたこと」も意味する。)


[Aメロ2]

Girls, I don’t need to catch the bouquet, mm
ねぇ女の子たち、ブーケをキャッチしなくてもわかるの

To know a hard rock is on the way
だって運命の人がもう、私の目の前にいるから
👉 ブーケをキャッチする=「次に結婚する人」という意味の迷信。もうそんな儀式に頼らなくても、自分の未来を信じられるという確信。

[プレコーラス]

And baby, I’ll admit I’ve been a little superstitious (Superstitious)
ほんと、昔の私はちょっと迷信を信じてた

The curse on me was broken by your magic wand (Ah)
でもあなたの魔法が、私の呪いを解いてくれたの

Seems to be that you and me, we make our own luck
私たちは、自分たちの運命をちゃんと切り拓いてる

New Heights (New Heights) of manhood (Manhood)
“男らしさ”の新境地ってやつを、あなたが見せてくれた

I ain’t gotta knock on wood
もうゲン担ぎはいらない


[サビ]

(Ah) All of that bitchin’, wishing on a falling star
文句と願いごとばっかしてたあの頃には、もう戻らない

Never did me any good
だって、そんなの意味なかったから

I ain’t got to knock on wood
もう迷信なんかに頼らない

(Ah) It’s you and me forever dancing in the dark (Ah)
暗闇の中で、私たちはずっと踊り続ける

All over me, it’s understood
あなたは、私を丸ごと理解してくれる

I ain’t got to knock on wood
もう、祈らなくていい


[ポストコーラス]

Forgive me, it sounds cocky
傲慢に聞こえるならごめんね

He ah-matized me and opened my eyes
彼の魅力が、私の目を覚まさせた

Redwood tree, it ain’t hard to see
堂々として揺るがない彼の愛

His love was the key that opened my thighs
彼の愛が、私を開いた鍵だった

(繰り返しの中にも確信が増していく——「これは運命だ」と。)

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Taylor Swift – Wood 意味考察・解説

アメリカ、ペンシルバニア州出身、カントリーポップシンガーのTaylor Swift(テイラー・スウィフト)の「Wood」(ウッド)は、“迷信”や不安を捨てて、愛に飛び込む女性の解放と官能を描いた1曲。強くてしなやかな愛の力を、詩的で大胆なリリックと共に徹底和訳&解説🌲💫
New アルバム『The Life of a Showgirl 』収録曲。
他の収録曲の「The Fate of Ophelia」「Elizabeth Taylor」「Opalite」「Father Figure」「Eldest Daughter」「Ruin The Friendship」「Actually Romantic」「Wi$h Li$t」「Wood」「CANCELLED!」「Honey」「The Life of a Showgirl」も和訳・意味考察・解説をしておりますので是非チェックしてください。

✨ テイラー・スウィフト「Wood」歌詞解説|迷信よりも“私たち”を信じて生きる、成熟した愛の物語

「Wood」は、テイラー・スウィフトが不安と迷信に縛られていた過去の自分を振り返りながら、そこから解き放たれた“今”の自分を描くラブソング。恋の占いやラッキーアイテムに頼っていた彼女が、ようやく本物の愛=彼との関係に出会い、心も身体も自然と委ねられるようになるまでの物語です。

冒頭には「He loves me not, he loves me not」と花占いの言葉が繰り返されますが、ここにはもう**“He loves me(彼は私を愛してる)”という希望が存在しない**。かつての彼女は、自分が愛される可能性すら否定していたのです。

そんな彼女が、今はもう「I ain’t gotta knock on wood(木なんか叩かなくていい)」と何度も宣言する。それは“運を祈る必要がないほど、私たちは確かだ”という信頼の証。テイラーにとって不吉とされていた「13」をラッキーナンバーに変えたように、この恋もまた自分の手で運命を塗り替えていく力強さが感じられます。

セクシャルな表現も多いですが、それは単なる挑発ではなく、「愛されている」という安心感に裏打ちされた自己開示。
“His love was the key that opened my thighs”――この大胆なラインにこそ、**本当の意味での“解放”**が宿っているのです。

恋に振り回されたり、占いで心を決めたりしていた少女時代を卒業して、今の彼女はもう、迷信ではなく“私たち”という現実を信じて進んでいく。

“運命は待つものじゃない、自分で作るもの”――
そんなメッセージを、遊び心と官能と共に届けてくれる、テイラー・スウィフトの大人の愛のアンセムです🌙🌲

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Taylor Swift – Wood サムネ画像

The Fate of Ophelia · Taylor Swift

コメント

  1. やっぴ より:

    解説がありがたい!
    めっちゃ歌の意味がわかった。
    ありがとう

  2. なぎさ より:

    解説もありがとう

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