なとり – 絶対零度 歌詞
[イントロ]
泣き声、遠く 息を合わせて、もう一度
そんな、僕らの未来を強く願う歌
[Aメロ1]
革命前夜、僕たちの声は
夜明け前にかき消されていく
ネガ、エゴ、嫉妬、くだらない悪意
それすらも飲み込んだ、スーパーヒーロー
息継ぎだって、ギリギリな僕らは
目と目、合わせて 合図して
声にならない声が、確かに聞こえていたんだ
いやいや、その愛を守るために
今、必要なのはそんな言い訳じゃないぜ
決められることのない、ありふれた未来を
[サビ]
全部、燃やし尽くして 絶対零度
理由も体裁も関係ない
もう、フラッシュバック&ディスコミュニケーション!
きっと、僕ら 不安定な延長線上
聞こえた、いつの日のエスオーエス
そう、何度だって
繰り返してよベイベー、地獄のなる方へ
[Aメロ2]
全く以って、つまらない
錆び臭い街の匂いや喧騒に罰×10
被害者づらする善悪にとどめを刺してくれ
全く以って、つまらない
錆び臭い街の匂いや喧騒に罰×10
被害者づらする善悪にとどめを刺して!
[サビ]
全部、燃やし尽くして 絶対零度
奪って、奪い返す 前哨戦
(前哨戦 本格的な戦いや競争が始まる前に行われる小さな戦闘や争いです。これは、大きな対決や重要なイベントに先駆けて行われる試みやテストのことを指し、力試しや相手の力を探る意味合いがあります。歌詞の文脈では、大きな変化や革命的な出来事に向けた準備段階や、そのプロセスの一部を示唆している可能性があります。)
もう、フラッシュバック&ディスコミュニケーション!
きっと、僕ら 不安定な感情線上
途絶えた、いつの日のエスオーエス
そう、何度だって
思い出してよベイベー
[ポストコーラス]
確かに今も、ずっと鳴り止まないで
僕らを揺らした、ロックンロールのように
臆病にさえ苛立つ、僕の愚かさも
消せない過去の痛みも
全部を抱えて、歩いていくんだ
全部を抱えて、歩いていくんだ
[ブリッジ]
全部、燃やし尽くして 絶対零度
白黒つけようぜ、延長戦
そう、何度も何度も何度も何度も
[サビ]
全部、燃やし尽くして 絶対零度
理由も体裁も関係ない
もう、フラッシュバック&ディスコミュニケーション!
ずっと、僕ら 不安定な延長線上
聞こえた、いつの日のエスオーエス
そう、何度だって
この、感情がまた叫んでんだって ずっと!
[ポストコーラス]
泣き声、遠く 息を合わせて、もう一度
奪われることのない、ありふれた未来を
[アウトロ]
運命がなんだって
なぁ、絶望がなんだって
その目に映った、全部を抱えて
生きていくんだ、間違いないさ
夜明けが来なくたって
雨が降り止まなくたって
凍てつくほど燃えている、絶対零度
なとり – 絶対零度 意味考察・解説
なとりの新曲、絶対零度の歌詞&意味考察・解説。
TVアニメ「WIND BREAKER」オープニングテーマ
なとりの新曲、絶対零度の歌詞は、不安定で混沌とした現実に直面しながらも、希望と自己実現を求める強い意志を表現しています。序盤では、逆境や困難に立ち向かう決意が描かれ、革命的な変化の前夜としての緊張感が伝わります。歌詞全体には、ネガティブな感情や状況(ネガ、エゴ、嫉妬など)を乗り越え、自らの未来を強く望むメッセージが込められています。
特にサビ部分では、「全部、燃やし尽くして 絶対零度」と繰り返し表現されることで、全ての障害を焼き払い、ゼロから始める強い決意を感じます。また、「フラッシュバック&ディスコミュニケーション」というフレーズは、過去の記憶やコミュニケーションの断絶を乗り越え、不安定さの中でも前進しようとする姿勢を示しています。
ブリッジとアウトロでは、過去の経験や苦痛を燃料として、白黒つける決断や延長戦に臨む強い心情が描かれています。最終的に、「その目に映った、全部を抱えて 生きていくんだ」という部分で、どんな運命や絶望にも屈しない、強固な生の意志が表現されています。
この歌詞は、現実の厳しさと向き合いながらも、絶望を乗り越えて前に進む強さと希望を描いています。未来に対する強い願望と、自らの手で道を切り開く決意が、絶え間ない挑戦と成長の物語を紡いでいると感じました。
なとり – 絶対零度 クレジット
作詞作曲:なとり
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