《歌詞和訳》Every Breath You Take, The Police(ポリス)
No,1和訳サイト #英語の勉強にもぜひ The Police(ポリス)のEvery Breath You Takeはラブソングだと現在でも認識されています。ですが実はこの曲は脅迫観念のあるストーカーが相手に対して歌った歌詞なのです。
ポリスのフロントマンであるスティングがこの曲を書いたのは最初の彼の妻 フランシス・トメルティと離婚するときに書かれました。
またその当時はソ連とアメリカの冷戦の真っ只中だったこともあり、更にネガティブな気持ちに拍車がかかったみたいです。
後にスティングがインタビューでこう語っていました。
“この曲はぞっとするほど不快なちっぽけな曲(nasty little song)だよ。
むしろ悪い歌と言っていい。嫉妬や監視、所有権のことを歌った曲だからね。”
音楽的にはアレンジはかなりミニマルで今の流行りにもどこか通じる、音少なめでシンプルな構成です。
また歌詞は更にシンプル。そして極め付けに“韻”の使い方は見事だと思います。
「take, make, break」 「day, say, play, stay」「trace, face, replace, embrace」などは聞いても歌っても気持ちいです。
まだヒップホップカルチャーもそこまで成熟していない時期に韻をここまで扱っているあたり、やはりSting(スティング)は天才なんだと思います。