Megadeth「Let There Be Shred」歌詞和訳&意味考察|速弾きは神の啓示だった⚡🎸

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Megadeth「Let There Be Shred」MV


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Megadeth「Let There Be Shred」歌詞和訳

[Aメロ1]

The stage has been lit; get up on your feet
ステージに火が灯る。立ち上がれ、もう始まってる
(ライブ開始の高揚感。観客と演者が一気に同じ熱量へ引きずり込まれる瞬間)

Hearts start to pound; everyone get off your seat
心臓が跳ね上がる。全員、席なんて捨てろ
(メタルライブ特有の「座ってられない衝動」をそのまま叩きつける)

My fingers spontaneously combust into flames
僕の指は勝手に燃え上がる
(超高速プレイで指が“炎を噴く”ように見える誇張表現)

Destroying pretenders; only ashes remain
偽物は全部焼き尽くす。残るのは灰だけ
(テクだけのギタリストや中途半端な存在への挑発)


[サビ]

On the day I was born, a guitar in my hands
生まれたその日から、僕の手にはギターがあった

The earth started rumbling a thunderous command
大地が震えて、雷みたいな命令が落ちた

To bash and to thrash, to bang my head
叩け、暴れろ、頭を振れ

To smash my guitar and “let there be shred!”
ギターを叩き壊せ——「ここに速弾きを解き放て!」
(旧約聖書の「Let there be light」をもじり、神の創造=超絶速弾きの誕生として描く)


[ギターソロ]

(言葉を超えた“支配”。理屈ではなく音速でねじ伏せる時間)


[Aメロ2]

The amps start to roar, a tsunami of sound
アンプが唸り、音の津波が押し寄せる

Controlling the air, shaking the ground
空気を支配し、地面ごと揺らす

Guitars are all screaming, they squeal with delight
ギターが悲鳴を上げて、快楽に叫ぶ

Clawing fretboards away at the speed of light
光速で指がフレットを引き裂いていく
(超高速ピッキングとレガートを物理法則無視で表現)


[サビ]

On the day I was born, a guitar in my hands
生まれ落ちた瞬間から、僕はギターを握ってた

The earth startеd rumbling a thunderous command
世界が震えて、雷の号令が鳴った

To bash and to thrash, to bang my head
殴れ、暴れろ、首が折れるほど振れ

To smash my guitar and “let thеre be shred!”
破壊の先で叫べ——「速弾きよ、降臨せよ!」


[ギターソロ]

(もはや戦闘。音が武器になり、観客は巻き込まれる)


[Aメロ3]

At the end of it all they are left in my wake
すべてが終わる頃、後ろには敗者だけが残る

One by one they’d fall; one by one they’d break
一人ずつ倒れ、一人ずつ砕けていく

Faster than lightning, a machine gun on meth
稲妻より速く、覚醒剤キメた機関銃みたいな速さ
(ドラッグ表現は比喩。異常なスピード感を強調)

Dead on arrival, a guitar beat to death
登場した瞬間、即死亡。ギターは叩き殺された
(演奏後に弦も気力も残らない“完全燃焼”)


[サビ]

On the day I was born, a guitar in my hands
生まれた時から、運命は決まってた

The earth started rumbling a thunderous command
世界が震え、命令が下った

To bash and to thrash, to bang my head
壊せ、暴れろ、限界まで振れ

To smash my guitar and “let there be shred!”
すべてを砕いて叫べ——「速弾きを、ここに!」

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Megadeth「Let There Be Shred」意味考察・解説

Megadeth(メガデス)の「Let There Be Shred」(レット・ゼア・ビー・シュレッド)は、ギター速弾きを神話として描くインストゥルメンタル級メタル讃歌。歌詞和訳と意味考察から、その過剰なまでの音楽哲学と世界観を深掘り解説。

Megadeth(メガデス)の「Let There Be Shred」(レット・ゼア・ビー・シュレッド)はは、ストーリーを語るための楽曲ではない。
比喩で何かを説明するための歌でもない。
「ギタリストとは何者か」を、その存在感だけで描き切るための宣言です。

主人公は、生まれた瞬間からギターを手にしている。
それは才能というより、逃れられない役割に近い。
雷のような衝動に突き動かされ、ステージに立ち、音で空気と地面を支配していく。
そこに迷いや内省はない。あるのは、ただ前へ進むためのエネルギーだけ。

この曲で描かれる「Shred(速弾き)」は、技術の話では終わらない。
どれだけ速く弾けるか、どれだけ正確か、という次元を超えて、
自分がここに存在していることを証明するための行為として鳴らされている。
それは信仰のようでもあり、呪文のようでもあり、演奏者自身を燃料にした儀式でもある。

観客は、そのすべてを逃げ場のない距離で浴びる。
特等席に座らされ、圧倒的な音量とスピードに身を委ねるしかない。
一方、演者は演奏が終わる頃には、何も残さない。
力も、余裕も、言い訳もすべて使い切り、ギターごと燃え尽きる。

この曲が伝えているのは、理屈ではない。
上手いかどうか、意味があるかどうかでもない。
音が速く、音が大きく、音が凶暴であること自体が答えだ。

だからこれは楽曲というよりも、ひとつの覚悟に近い。
ギターを手放さない限り、止まる理由はどこにもない。

Megadeth「Let There Be Shred」サムネ画像

Megadeth(メガデス)「Let There Be Shred」

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