Bob Dylan「Mr. Tambourine Man」歌詞和訳&意味考察|幻想と逃避の旅へ誘う、魔法の言葉たち✨🌑

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Bob Dylan「Mr. Tambourine Man」MV


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Bob Dylan「Mr. Tambourine Man」歌詞和訳

[サビ]

Hey! Mr. Tambourine Man, play a song for me
ヘイ、ミスター・タンブリン・マン、僕のために一曲やっておくれよ
(👉 「タンブリン・マン」は、ミューズ(芸術の神)とも、ドラッグの売人とも解釈される、主人公を別世界へ誘う存在。)

I’m not sleepy and there is no place I’m going to
眠くはないんだ、かといって行くあてもないんだけどね

Hey! Mr. Tambourine Man, play a song for me
ヘイ、ミスター・タンブリン・マン、僕のために鳴らしてくれ

In the jingle jangle morning I’ll come follow you
そのジャラジャラと鳴り響く朝の中へ、僕はあんたについていくから
(👉 「Jingle jangle」はタンバリンの音と、薬物による幻覚的な感覚の象徴とも言われる。)

[Aメロ1]

Though I know that evenin’s empire has returned into sand
夕暮れの帝国が砂に還り、崩れ去っていくのは分かってる

Vanished from my hand
僕の手のひらから、すべて消え失せてしまった

Left me blindly here to stand but still not sleeping
盲目のままここに立ち尽くしているのに、まだ眠りは訪れない

My weariness amazes me, I’m branded on my feet
自分の疲れ果てた様に驚くよ、足には焼き印が押されたみたいに重い
(👉 肉体的な疲労と、精神的な消耗。)

I have no one to meet
会うべき人は誰もいないし

And the ancient empty street’s too dead for dreaming
古ぼけた空っぽの通りは、夢を見るにはあまりに死に絶えている

[サビ]

Hey! Mr. Tambourine Man, play a song for me
ヘイ、ミスター・タンブリン・マン、僕のために曲を奏でてくれ

I’m not sleepy and there is no place I’m going to
眠気はないし、帰る場所もどこにもないんだ

Hey! Mr. Tambourine Man, play a song for me
ヘイ、ミスター・タンブリン・マン、その音を聞かせてくれよ

In the jingle jangle morning I’ll come follow you
騒がしく輝く朝の中へ、あんたについていくよ

[Aメロ2]

Take me on a trip upon your magic swirlin’ ship
あんたの魔法の渦巻く船に乗せて、旅に連れてってくれ

My senses have been stripped, my hands can’t feel to grip
感覚は剥ぎ取られ、手は何かを掴む感触さえ忘れてしまった

My toes too numb to step
つま先は痺れて、もう踏み出せない

Wait only for my boot heels to be wanderin’
ただ僕のブーツの踵が、勝手に彷徨い出すのを待っているだけ

I’m ready to go anywhere, I’m ready for to fade
どこへだって行く準備はできてる、消え去る覚悟もね

Into my own parade, cast your dancing spell my way
僕だけのパレードの中へ。あんたの踊るような魔法をかけてくれよ

I promise to go under it
その魔法に、喜んで溺れてみせるから

[サビ]

Hey! Mr. Tambourine Man, play a song for me
ヘイ、ミスター・タンブリン・マン、僕のために鳴らしてくれ

I’m not sleepy and there is no place I’m going to
まだ眠くないんだ、行く場所なんてないさ

Hey! Mr. Tambourine Man, play a song for me
ヘイ、ミスター・タンブリン・マン、一曲頼むよ

In the jingle jangle morning I’ll come follow you
そのジャラジャラした朝の光へ、僕はついていくから

[Aメロ3]

Though you might hear laughin’, spinnin’, swingin’ madly across the sun
太陽を横切って、狂ったように回り、揺れる笑い声が聞こえるかもしれない

It’s not aimed at anyone, it’s just escapin’ on the run
それは誰かに向けられたものじゃない、ただ逃げ出しているだけさ

And but for the sky there are no fences facing
そして空以外に、僕らを遮るフェンスなんてどこにもないんだ

And if you hear vague traces of skippin’ reels of rhyme
もし韻(ライム)を踏んだリールの、あやふやな痕跡が聞こえてきても
(👉 詩的なインスピレーションが断片的に浮かんでくる様子。)

To your tambourine in time, it’s just a ragged clown behind
あんたのタンバリンに合わせてね。それは後ろにいるボロボロのピエロさ

I wouldn’t pay it any mind, it’s just a shadow you’re seein’ that he’s chasing
気にするなよ、そいつが必死に追いかけてるのは、ただの影なんだから

[サビ]

Hey! Mr. Tambourine Man, play a song for me
ヘイ、ミスター・タンブリン・マン、僕のために曲をやってくれ

I’m not sleepy and there is no place I’m going to
眠くはないし、行くあてもないんだ

Hey! Mr. Tambourine Man, play a song for me
ヘイ、ミスター・タンブリン・マン、音を響かせてくれ

In the jingle jangle morning I’ll come follow you
眩しい朝の中へ、あんたについていくよ

[Aメロ4]

Then take me disappearin’ through the smoke rings of my mind
さあ僕を連れ去ってくれ、心の煙の輪をくぐり抜けて

Down the foggy ruins of time, far past the frozen leaves
時間の霧がかった廃墟へ、凍りついた葉を遥か通り越して

The haunted, frightened trees, out to the windy beach
幽霊の出る怯えた木々も、風の吹き荒れるビーチへも抜けて

Far from the twisted reach of crazy sorrow
狂った悲しみのねじれた手が届かない、遥か遠くへ
(👉 現実世界の苦悩や悲しみからの完全な解放。)

Yes, to dance beneath the diamond sky with one hand waving free
そうさ、ダイヤモンドの空の下で踊るんだ、片手を自由に振って

Silhouetted by the sea, circled by the circus sands
海にシルエットを浮かべ、サーカスみたいな砂浜に囲まれて

With all memory and fate driven deep beneath the waves
すべての記憶も運命も、波の底深くへ沈めてしまおう

Let me forget about today until tomorrow
明日が来るまで、今日のことは全部忘れさせてくれ

[サビ]

Hey! Mr. Tambourine Man, play a song for me
ヘイ、ミスター・タンブリン・マン、僕のために一曲やっておくれよ

I’m not sleepy and there is no place I’m going to
眠くはないし、どこかへ行くあてもないんだ

Hey! Mr. Tambourine Man, play a song for me
ヘイ、ミスター・タンブリン・マン、僕のために鳴らしてくれ

In the jingle jangle morning I’ll come follow you
そのジャラジャラと鳴り響く朝の中へ、あんたについていくよ

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Bob Dylan「Mr. Tambourine Man」意味考察・解説

Bob Dylan(ボブ・ディラン)の最高傑作の一つ「Mr. Tambourine Man」(ミスター・タンブリン・マン)。ドラッグソング説やミューズ説が飛び交う謎めいた歌詞。疲れ切った夜明け前、彼が求めた「逃避」と「自由」の世界を、美しい和訳と共に解説します。

Bob Dylan(ボブ・ディラン)の最高傑作の一つ「Mr. Tambourine Man」(ミスター・タンブリン・マン)は、1965年のアルバム『Bringing It All Back Home』に収録された、ロック史上最も詩的で幻想的な楽曲の一つです。The Byrdsによるカバー版が大ヒットしたことでも知られます。

✨ 誰が「タンブリン・マン」なのか?
この曲の最大の謎はタイトルロールの正体です。

  1. ドラッグ・ディーラー説: 「魔法の船」「感覚の麻痺」「煙の輪」といった表現から、LSDやマリファナの影響下にある歌だという解釈。
  2. ミューズ(詩神)説: ディラン自身はこちらを支持しており、降りてこないインスピレーションを必死に求めている歌だとも言われます。
    実在のモデルとして、グリニッジ・ヴィレッジのミュージシャン、ブルース・ラングホーン(大きなタンバリンを持っていた)の名前も挙げられています。

🌀 テーマ:現実からの解放
歌詞の前半では「疲れ」「空虚感」「不眠」といった現実の重苦しさが描かれますが、後半(特に[Aメロ4])に進むにつれて、視界は急速にシュールレアリスム的な世界へと開けていきます。
「ダイヤモンドの空の下で踊る」「記憶と運命を波の底へ沈める」という圧倒的に美しいイメージ。これは、現実の悲しみや責任から逃れ、「今この瞬間」だけの純粋な感覚の世界へ没入したいという、切実な祈りの歌なのです。

ディランの言葉遊びと、聴く者をトランス状態へ誘うようなメロディ。理屈抜きで「連れて行ってほしい」と願う夜に聴きたくなる名曲ですね🎪💎

Bob Dylanの違う曲の歌詞和訳

《歌詞和訳》Blowin’ In The Wind, Bob Dylan(ボブ・ディラン)

《歌詞和訳》Don’t think twice, it’s all right, Bob Dylan(ボブ・ディラン)

《歌詞和訳》Like A Rolling Stone, Bob Dylan(ボブディンラン)

《歌詞和訳》Mr. Tambourine Man, Bob Dylan(ボブ・ディラン)

《歌詞和訳》The Times They Are A Changin’, Bob Dylan(ボブ・ディラン)

Bob Dylan「Like a Rolling Stone」サムネ画像

Bob Dylan

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