John Mayer「Stop This Train」歌詞和訳&意味考察|過ぎ去る時間と老いへの恐怖、そして父の教え🚂🕰️【Album『Continuum (2006)』収録曲】

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John Mayer「Stop This Train」MV


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John Mayer「Stop This Train」歌詞和訳

[Aメロ1]

No, I’m not color blind
まさか、僕の目は節穴じゃないよ

I know the world is black and white
世の中が白と黒で分かれるくらい、シビアだってことは分かってる
(👉 子供の頃のように世界が鮮やかで曖昧なものではなく、現実には「生と死」や「時間」という残酷なルールがあることを悟っている。)

I try to keep an open mind
なるべく心を開いて、柔軟でいようとしてるけど

But, I just can’t sleep on this tonight
今夜はどうしても、この現実を受け入れて眠れそうにないんだ

[サビ]

Stop this train
この列車を止めてくれ

I want to get off and go home again
僕は降りたいんだ。降りて、あの頃の家に帰りたい

I can’t take the speed it’s moving in
このスピードにはもう耐えられないよ

I know I can’t
無理だってことは分かってる

But honestly, won’t someone stop this train?
でも頼むよ、誰かこの列車を止めてくれないか?
(👉 「列車」は止まることなく進み続ける「時間」や「人生」のメタファー。)

[Aメロ2]

Don’t know how else to say it
他にどう言えばいいのか分からないけど

Don’t want to see my parents go
両親がいなくなってしまうのを、見たくないんだ

One generation’s length away
あと一世代、時が過ぎてしまえば

From fighting life out on my own
僕はたった一人で、この人生と戦わなきゃいけなくなる
(👉 親という防波堤がいなくなり、自分が一番上の世代として死と向き合うことへの恐怖。)

[サビ]

Stop this train
この列車を止めてくれ

I want to get off and go home again
ここから降りて、懐かしい我が家に帰らせてくれ

I can’t take the speed it’s moving in
あまりにも速すぎて、心が追いつかないんだ

I know I can’t
止められないなんて知ってるさ

But honestly, won’t someone stop this train?
だけど本音を言わせてくれ、誰かこの時間を止めてくれないか?

[ピアノ間奏]

(流れる景色のように美しくも、切なく響くピアノの旋律)

[Aメロ3]

So scared of getting older
歳をとることが、ただただ怖い

I’m only good at being young
僕は「若者」でいることしか得意じゃないんだ
(👉 自分のアイデンティティが「若さ」にあり、大人として成熟することへの自信のなさ。)

So I play the numbers game
だから数字遊びをしてごまかすのさ

To find a way to say that life has just begun
「人生はまだ始まったばかりだ」って、自分に言い聞かせるためにね

[ブリッジ1]

Had a talk with my old man
親父と話をしたんだ

Said, “Help me understand”
「どうすれば納得できるの?」って聞いてみた

He said, “Turn 68, you’ll renegotiate”
親父は言った。「68歳になれば、人生との契約内容も変わってくるもんさ」
(👉 若い頃は「死=恐怖」だが、歳を重ねれば「死=受容」へと価値観が変わるという教え。)

[サビ(父の言葉)]

“Don’t stop this train
「この列車を止めようとするな

Don’t, for a minute, change the place you’re in
一瞬たりとも、今自分がいる場所を否定しちゃいけない

And don’t think I couldn’t ever understand
父さんがお前の気持ちを分からないなんて思わないでくれ

I tried my hand
私だって、かつては抗おうとしたんだ

John, honestly, we’ll never stop this train”
ジョン、正直に言おう。私たちがこの列車を止めることは決してできないんだよ」

[ブリッジ2]

Once in a while, when it’s good
たまに、すごく調子が良い時があるだろう

It’ll feel like it should
すべてがあるべき場所にあって

And they’re all still around
家族みんながまだそばにいて

And they’re still safe and sound
誰も欠けることなく、元気で笑ってて

And you don’t miss a thing
何一つ失っていないと感じる、そんな完璧な瞬間

‘Til you cry when you’re driving away in the dark
でもその帰り道、暗闇の中で車を走らせながら、涙が溢れてくるんだ
(👉 幸せな瞬間であればあるほど、それが「永遠ではない」と気づいた時の反動で悲しくなる描写。)

[サビ]

Singing, “Stop this train
だから歌うんだ。「この列車を止めてくれ」って

I want to get off and go home again
僕は降りたい、あの日の家に帰りたいんだ

I can’t take the speed it’s moving in
容赦ないスピードに、胸が押しつぶされそうだよ

I know I can’t
分かってる、無理だってことは

‘Cause, now, I see, I’ll never stop this train”
だって、今の僕には分かるから。この列車は、決して止まらないんだってことが

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John Mayer「Stop This Train」意味考察・解説

John Mayer(ジョン・メイヤー)の名曲「Stop This Train」。止まらない時間への恐怖、両親との別れへの不安、そして父から息子へ贈られた人生の真理を、情緒的な日本語で和訳・解説します。誰しもの胸に刺さるアコースティック・バラード。


アルバム『Continuum』に収録された、John Mayer(ジョン・メイヤー)のキャリア屈指の名曲「Stop This Train」。
この曲のテーマは、誰もが一度は直面する「時間への恐怖」と「親との別れへの不安」です。

当時のジョンは20代後半。「もう子供ではないけれど、完全な大人にもなりきれない」という微妙な時期に感じる、猛スピードで過ぎ去る時間への焦燥感が、「列車(Train)」というメタファーで見事に表現されています。

特に心を打つのは、父親との対話のシーンです。
「老いるのが怖い」と嘆く息子に対し、父親は「68歳になれば感じ方も変わる(renegotiate)」と諭します。これは「諦め」ではなく、人生のステージごとに**「生や死との向き合い方は変化し、受け入れられるようになる」**という深い知恵です。

最後のサビで、ジョンは「I’ll never stop this train(この列車は決して止められない)」と悟ります。恐怖が完全に消えたわけではありませんが、父の言葉を通じて、流れる時間と共に生きていく覚悟を決めた、切なくも美しい成長の物語です🚂🍂👨‍👦


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John Mayer「Stop This Train」サムネ画像

John Mayer

コメント

  1. ao より:

    https://www.youtube.com/watch?v=za9h1ZTkGVc
    和訳読みました
    ジョンのお父さんがライブに来て、お父さんのお気に入りの曲がSTOP THIS TRAIN だったので感動しました。
    その動画はこれですhttps://www.youtube.com/watch?v=Ov-38F-bHJM

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